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第2回「能登半島地震災害支援活動助成」ご報告⑨TASUKE愛

第2回「能登半島地震災害支援活動助成」の採択団体「TASUKE愛」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。

Tea

OneTeam北陸

One

活動報告

生活再建および災害関連死予防に向けた支援活動」

活動期間:2024年4月1日〜9月30日

活動地域:石川県 内灘町、能登町、金沢市

支援対象者:上記市町の被災住民

支援人数:直接支援12名 間接支援3名+α名

活動人数:のべ20名

助成金額:77,000円


実施内容

本活動では、行政などからの支援を得られない屋根の補修に必要となる資材などを購入し、屋根の補修をすることができた。被災地では、応急処置として、ブルーシートでの補修をすることが一般的ではあるが、紫外線や雨風により、半年ほどで劣化がみられる。そこで、下地の補強を含めたルーフィングシートを用いる方法で対処することにより、長期間雨漏りを防ぐだけでなく、修理の際の費用も抑えることができる。住民さんの安心につながったことはもちろん、雨漏りによる家屋の2次被害を防止することができた。また、避難所での、ストレス管理、活動の機会を増やすことを目的とし足湯を行うことができた。

事業の成果

本事業では、活動に関する消耗品の支援を頂いた。消耗品の内容は、屋根の補修に関する材料やそれに必要となる資材、さらには、避難所での足湯に用いる足浴バケツやフットケア用品を購入し、以下のニーズに対応することができた。


屋根の補修:3件(能登町・内灘町・金沢市)

避難所での足湯ボランティア3日間(能登町)

屋根の修理は、3件で、3世帯。住居人数の詳細は不明であるため、活動の中でご家族の存在が確認できた人数のみ、間接支援として計上している。

なお、金沢市内は、被害の報道はほとんどされていないが、津幡町に近い金沢市でも、数件の屋根の被害がでており、今回ニーズを受けた1件も対応した。

3日間の避難所の足湯ボランティアでは、高齢者を中心に9名のフットケアを行った。間接支援としては、その対象者のご家族を含むと、かなり広義の解釈となるため、フットケア対象者のご家族は、間接支援者として含んでいない。

支援者のみなさまへのメッセージ

当団体は、2024年1月1日の発災直後の1月4日より、現地入りし、継続的な活動を行っております。当団体は、土木建築の技術を有する技術系と、保健医療系の2本柱で支援にあたっております。

第1回目に引き続き、第2回目の助成においては、主に、消耗品に関する助成を賜ることができました。消耗品の助成を頂けたことで、住民さんの負担なく、屋根の応急修理以上の補修ができました。

また、避難所で用いる足浴バケツや、フットケア用品を購入させて頂きました。こちらは、消耗品ではありませんので、これからも様々な場面で活用できることと思います。

9月21日の大雨により、再び甚大な被害をうけました。少しでも、住民さんの助けになれるよう、団体一同、引き続き能登とともに、復興を目指してまいります。

この度のご支援に心から感謝申し上げます。

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