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第2回「能登半島地震災害支援活動助成」ご報告⑥NGO災害救援チーム フェニックス救援隊

第2回「能登半島地震災害支援活動助成」の採択団体「フェニックス救援隊」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。

活動報告

「能登半島地震の被災者の心のケア活動」

活動期間:2024年4月1日〜9月30日

活動地域:石川県七尾、輪島、珠洲市及び能登町
支援対象者:主に奥能登地区被災住民
支援人数:直接支援1,000名以上  間接支援1,000名以上
活動人数: 25名
助成金額: 300,000円

実施内容

今回の保養キャンプはSeeds of Hopeと連携して実施しました。ストレスが溜まっている被災者や子供達にリラックスしてもらい日本三大花火大会を楽しんでもらうを念頭に以下のことを実施しました。8月1日海水浴と保養キャンプ交流会、2日海水浴、弥彦神社へ復興祈願のお参り、花火大会観覧、3日海水浴と寺泊アメ横(魚市場)今年の長岡大花火大会では、復興祈願花火フェニックス特別バージョンが打ち上がり、冒頭、稀をBGMとして能登バージョンが打ち上がりました。涙を流されていた人も大勢いらっしゃいました。「中越地震から復興したんですね、力をもらいました、能登も力を合わせます」と。。。

事業の成果

震災及び豪雨災害発災直後より活動を開始し、10月末時点で第24陣まで出動し、現地での活動日数は120日を超えました。活動は、発災直後から命を繋ぐ活動、ブルーシート張りや土砂撤去等、被災家屋の復旧活動、貴重品取り出しや運搬、生活再建、地元経済を支える買って復興支援、プロボノ後方支援、心のケアで保養キャンプや子供たちを元気に明るくするコンサートを開催してきました。時間の経過と共に現地ニーズに対応してきました。
1.命を繋ぐ食糧支援
2.命を繋ぐソーラーランタン:600枚
3.命を繋ぐ医療支援:携帯ウォシュレット7万7千本強
4.生活復旧
5.ボラ滞在ベースの整備やテント村設営・撤去への協力
6.心のケア
●今回ご助成頂いた心のケアでは、長岡大花火大会に奥能登から19名をご招待し、保養キャンプを実施しました。内訳は、珠洲市7名、輪島市10名、能登町2名です。参加者の皆さんは、住まいが全壊したのみならず、九死に一生を得たお子さんや親兄弟姉妹が犠牲になられた方々も入っています。それぞれの置かれた環境を理解し、 2泊3日でしたが、精一杯、おもてなしをさせて頂きました。

支援者のみなさまへのメッセージ

最初に数ある災害救援活動団体の中から、当隊を選んで頂きましたこと、あらためて、心より御礼を申し上げます。当隊は、何らかの本業を抱える勤務者主体の団体で311の時に創設しました。能登半島地震では発災直後から現地での活動は120日以上になりました。今回の保養キャンプでは連携チームと力を合わせて、皆さんの心が折れることがなきよう、子供達が元気に明るく過ごせるように活動を実施しました。
首都圏から能登半島までは遠隔地であることや交通の便が悪いことから、時間も費用も掛かります。助成金のお陰で、交通費や運営費に充当でき、多くの勤め人ボラが助かっております。もし助成金がなかったら、ボラ参加者数も活動日数も少なくなったと思いますし、保養キャンプも実施できなかったと思います。
引き続き、私達に出来ることを継続してやって参りたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。有難うございました。感謝です!!

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