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お知らせ

能登半島地震災害支援_ご報告25

7月3日と4日にかけて、4月19日に名古屋国際会議場で開催した「がんばれ能登 緊急支援チャリティーコンサート」の収益金14,871,947円の中から、今回は被害に比してあまり報道されず、支援が少ない場所にご寄付(各300万円ずつ)をお届けいたしました。

まず、石川県かほく市。お隣の内灘町は液状化の被害が大きいことが発災当初から報道されていましたが、かほく市についてはあまり言及されておらず、支援が集まりにくいとのこと。実際、当基金もかほく市でボランティア活動しているNPO団体(当基金で助成した団体)からの情報で、当地の窮状を知りました。内灘町同様、まだ地面が動いているので、復旧の目処がなかなか立たないということでした。

かほく市・竹本重久副市長

次に和倉温泉の観光協会へ伺いました。
旅館は外から見える姿より遥かに損傷が激しく、営業再開まで3年はかかる見込みとのこと。一度建物を全て解体しそこに新しく建設するしかないそうです。
「さださんが和倉温泉を気にかけてくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます」というお言葉と「ぜひさださんに来ていただいて和倉温泉でコンサートを開催して欲しい」と熱いリクエストもいただきました。

和倉温泉旅館協同組合・谷﨑裕理事長(左)と帽子山定雄副理事長

続いて、富山県高岡市へ。
私たちが訪ねる1日前に、角田市長が「液状化被害宅地について、住宅基礎の傾斜修復を支援する」と発表されました。3年計画でタイムスケジュールを組んで、まずは被災されたお宅の床を平らにすることを最優先に進めているということでした。若くエネルギッシュな市長で、県内では一番スピード感を持って復興にあたられているようです。

高岡市・角田悠紀市長

翌4日には、新潟市に伺いました。
こちらは発災当初から西区の液状化について報道が多々ありましたが、どうしても支援の向く方向が能登半島、特に奥能登地区に集中していますので、現状をより多くの方に知っていただくためにも、発災から半年経ったこの時期にお見舞いに伺うことは意義深いと思います。
「さださんのサイン色紙のメッセージをみんなの見える場所に飾っておきます」と大変喜んでくださいました。

新潟市・野島晶子副市長

地域によって災害だけではない様々な課題を抱えています。それによって復興への道筋が見えにくくなることも少なくありません。
私たちはできる形で、できる限り被災された皆さんに寄り添った支援を続けていきたいと思います。

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