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お知らせ

能登半島地震災害支援_ご報告23

昨日(5/10)石川県志賀町、七尾市、内灘町、富山県氷見市に義援金と、さだまさしのメッセージをお届けに行ってきました。

志賀町は、2月に社会福祉協議会にカーコンビニ倶楽部さんからご提供いただいた軽トラック2台をお届けしたのと、ANAフーズさんからご提供いただいた田辺農園さんのバナナをお届けして以来、久しぶりの訪問でした。役場には初めて伺いましたが、被災された市町の中では比較的順調に復旧が進んでいるようで、表情に明るさを感じました。

志賀町・稲岡健太郎町長

七尾市は西岸の支援ベースにちょくちょくお邪魔していますが、市内中心部には久しぶりに伺いました。和倉温泉を抱える能登半島の中でも中心的な町でもあり、野口健さんが作られたテント村によって、ボランティア活動のベース基地にもなっていることもあって、街全体に活気があるように感じられます。1月〜2月と比べると格段に復旧・復興が進んでいるように思いました。

七尾市・茶谷義隆市長

続いて、事務局としても今回初めて伺った富山県氷見市。七尾市に隣接する位置にあり、富山県の中で特別被害の大きかった町です。どうしても奥能登に目が行きがちになることもあって、被害の大きさに比べて支援が少ない場所の一つです。実際に訪れてみると、市役所がある町の中心地でも住める状態ではない家屋が並び、商店街も営業ができていないお店がほとんどでした。同席くださった篠田伸二副市長は長いことTBSにお勤めだったそうで、全国行政マン一のさだまさしファンとのこと。「復興に向かう中で音楽の力はとても大きいので、是非さださんに氷見市でコンサートをして元気づけてくれると嬉しいです」と熱く語られました。

氷見市・林正之市長

石川県に戻り内灘町へ。液状化した室地区、西荒屋地区を実際に見たのは初めてでしたが、大きくうねった道路や倒れかかった電柱の数々は、映像で想像していた被害を大きく越える衝撃でした。役場でお話を伺ったところでは、液状化した地区は少しずつ落ち着いてきているものの、今も地面が動いているため、まだ手がつけられないとのこと。これから住民の皆さんと移住先を探すか復旧を待つかといったことについて話し合いながら、復興に向けて進めていくというお話でした。

内灘町・川口克則町長

今回2市2町を訪問し、現状についてお話を伺いましたが、改めて思ったのは、被害の種類や大小はもちろん、各市町が個別のお悩みを抱えていることです。それは潜在的にあった問題が災害によって顕在化したとも言えるのではないかと思います。そうした問題とも向き合いながら、復興を目指していかなければなりません。能登半島は、まだまだまだまだこれからです。引き続き支援を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

余談
『ガイアの夜明け』(テレビ東京)で紹介されていた志賀町のラーメン屋さん(ロードパーク女の浦)で、名物の能登ラーメンをいただきました。店主で看板娘の岡本澄子さん(80歳)は40年以上このお店を切り盛りし、今回の震災後も頑張って営業を再開されたそうです。お店の前で記念写真を撮らせていただきました。これからも末永くお元気で。

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