能登半島地震災害支援_ご報告29
8月11日、能登町からの依頼を受けて、二十歳のつどいでライオンカフェを実施しました。
毎年1月7日に行われる会ですが、能登半島地震の影響でこの日に延期されたのだそうです。
進学や就職で地元を離れ金沢や東京などから帰省した人、地元で家業を継いだ人など高校卒業後の進路はそれぞれですが、会場には華やかに着飾った約100人の新成人が集まり旧交を温めました。
家族と離れて暮らしてみると、改めて故郷や家族を強く意識することもあると思いますが、この大震災に遭遇してその思いはより強くなったと思いますし、旧友との再会は何より嬉しかったのではないでしょうか。
若い世代が集うというのは、それだけで活気が出るものです。
苦難の時こそ、彼らが船頭となって地域を盛り上げていただきたいと思いますし、そのためにライオン基金としてお手伝いできることがあれば、是非やらせていただきたいと思っています。
会場となった町役場のロビーに力強い書が飾られていました
式典では、二人の代表によって新成人の誓いが宣言されました
猿田彦珈琲のカフェラテ2種(加糖・無糖)とブラックの3種類をお配りしました
さて、ご報告が遅くなりましたが、7月下旬から全国の大学生ボランティアをサポートして、能登半島地震の復旧作業にあたってもらっています。
一般社団法人BOSAI Edulabさんが企画した「ユース災害ボランティア基金」へ助成する形ですが、当基金では、学生たちの宿泊場所の提供と宿泊場所から活動する場所へのバスの手配をしています。
3泊4日を基準に長い人は一週間以上滞在して日々汗を流しています。
今回は輪島市の社会福祉協議会からのニーズを受けて8月末まで活動しますが、応募者も多く、受け入れ側も働き手側にも大変良い評価を得ていますので、有用性が高いスキームとして、他の災害現場に於いても今後活用していきたいと思っています。併せてご報告させていただきます。
被災家屋からの家財出しや運搬がメインの業務になります
炎天下に重労働ですが、やはりこんな時は若い男子がとてもありがたいです