能登半島地震災害支援_ご報告16
ANAフーズさんからの支援第2便としてご支援いただきました田辺農園さんのバナナ4000本と、エクアドル大使館さんを通じていただいたエクアドルのチョコレートのお届けと、「香樹」さんの薬膳スープカレー300食をお届けしてまいりました。
3月5日(火)
◉輪島中学校の生徒さん、教員の方が集団避難している白山市の施設2ヶ所へバナナとエクアドルのチョコをお届けしました。
◉珠州市の避難所になっている蛸島小学校にバナナをお届け。こちらから、他4つの避難所やご近所の在宅避難の方々へ配布していただきました。
◉珠州市で炊き出しをされている団体ピースボートさんへ、バナナと香樹さんからご提供いただいたカレーペースト300食分をお届けしました。
ベストアグリフーズさんに具材のエリンギ、しめじ、ベーコンを調達していただき、角本社長から教えてもらったレシピに沿ってさだまさしが好きな「きのことベーコンのスープカレー」を炊き出していただき、直(ただ)小学校避難所、直小学校の小学生昼食、社会福祉法人すず椿、七尾特別支援学校珠洲分校に配食していただきました。
◉珠洲市の避難所・寺家川本集会所にバナナや飲料水、浅田飴ののど飴などを(避難所)へ。
3月6日(水)
◉輪島市門前町の支援ベースRQ能登さんへバナナと無印良品のレトルトパックをお届け。避難所になっている公民館や近所の在宅避難者に配布していただきました。
◉輪島市門前町の避難所・諸岡公民館へバナナをお届け。
◉輪島市役所を拠点に支援している団体ピースボートさんへバナナをお届け。市内の避難所や在宅避難者へ配布していただきました。
◉能登町で炊き出しを続けているBond & Justiceさんへ、バナナと炊き出し用のにんにくおろしをお届けしました。
余談ですが、エクアドルのチョコレートは、販売会社のKOSPIND JAPAN株式会社CEOのオレステ・ゴールドマンさん(左から2人目)が赤坂のライオン基金事務所まで届けてくださいました。
風に立つライオン基金では、現在、カット野菜を中心として炊き出しのための食材提供を主な支援としていますが、少なくとも水道が完全に復旧するまでは、この支援を継続しながら、ボランティア団体への災害公募助成の第二弾や、支援団体や地元の団体と調整しながら、ライオンカフェの開催なども考えていきたいと思います。
以前にも書きましたが、避難所運営されている方々の中にも自ら被災されている方が多くいらっしゃいます。特に奥能登の2市1町に関しては、復旧作業がなかなか進んでいません。
そんな中、発災から2ヶ月以上が経過し、物資支援の場所が閉鎖されてきています。
また炊き出し団体も減少しているため、炊き出し自体が減少し、行政から配布されるお弁当などの支援も毎日届くわけではありません。
確かに、発災からの日数を考えれば自立に向かうフェーズに入る時期ですが、多くの地域でまだ水道の復旧さえされていない現状を見るに、まだまだ支援が必要ですし、行政からの支援が減ってきていることを考えると、これからますます支援が必要になるのではないかと思います。
どうぞ引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、今回の支援でお世話になったANAフーズ様、エクアドル大使館様、KOSPIND JAPAN様、香樹様、浅田飴様、まつや様、ベストアグリフーズ様、弥榮フーズ様にこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。