能登半島地震災害支援_ご報告9
本日(2/9)は、野口健さんが代表を務めるピーク・エイドさんと共に、穴水町の個人宅や避難所にラップポン(電動トイレ)を設置してまいりました。
ラップポンは、水を使わず、熱圧着によって排泄物を1回毎にラップ(個包装)して密封するポータブルトイレ。電気は必要ですが、付属のバッテリーでも動くので、停電などの際にもしっかり使えます。
最初にお届けにあがったのは、穴水町の中心部から山道を数キロ奥へ入った山間の地区。自衛隊から毎日ペットボトルの水が配達されているそうですが、トイレに困っているお宅が数軒あるので、そのうちの一軒のお宅に設置させていただきました(断水が解消されるまで、ご不便でも共同で使っていただくことになります)。
野口健さんの車から部品を運んで、玄関前で組み立てました
続いて向かったのは、避難所になっている「さわやか交流館プルート」。
メーカーの日本セイフティーの方に使い方をレクチャーしていただきました
最終的に、このテントの中にそれぞれ設置して使っていただきます
避難所では新型コロナウイルスなどの感染症患者も出ているため、部屋を分けるだけでなく、水が使えない中でトイレの問題は深刻です。ラップポンを使うことで、感染症のリスクはかなり軽減されると思います。
今後、ニーズのある場所に設置を続けていきたいと思います。
不自由な生活がまだしばらく続くかも知れませんが、少しでも衛生的で不快な思いが減るように祈っております。
以上、本日のご報告でした