令和4年8月豪雨災害支援 ライオンカフェ
初めての「ライオンらくごカフェ」
令和4年8月3日からの豪雨により、東日本各地で大きな被害が出ました。
特に農地をやられた地域が多かったようですが、初期の災害支援活動が一段落し、復興に向けて少しずつ歩み出したところで、「心の支援」ができたらという思いでライオンカフェを開催いたしました。
まず、全国社会福祉協議会に連絡を取り、にいがた災害ボランティアネットワークの李仁鉄理事長に繋いでいただき現場のニーズをヒアリングいたしました。
そこから関川村と村上市の社会福祉協議会をご紹介いただき、今回の企画に結びつきました。
猿田彦珈琲さんと柳家一琴師匠ににご協力いただき、猿田彦珈琲さんにはハンドドリップ教室を、そして珈琲を飲みながら一席落語を聞いていただきました。初めての「ライオンらくごカフェ」の開催となりました。
猿田彦珈琲の高山久美さん(ジャパンラテアートチャンピオンシップ2014優勝)によるドリップ教室。コーヒーの香りだけでも心がホッとします。
コーヒーを皆さんにお配りする間に、柳家一琴師匠が得意の紙切で「宝船」。そのあと「長短」を一席。
昼食休憩を挟んで、お隣の村上市へ。最もひどく被災された荒川地区の村上市荒川地区公民館へ行きました。
高山さんのレクチャーのあと、参加者の有志による実践編です。入れ方でずいぶん味が変わるのです。
こちらでは「目薬」というお話。初めて落語を生で聴くという方も多く。とても喜んでくださいました。
災害復興で一番難しいのは、復興に至る長い道のりで感じるストレスや精神的な部分です。
それぞれの社会福祉協議会の職員の方々や生活指導員の方も悩んでおられるそうで、今回、そういう方々の声が聞けたことをとても喜んでくださいました。
もちろん、集まった皆さんがお喜びくださったのが一番ですが、近くで支えている方々も含め、少しだけお力になれたようでとても嬉しかったです。
またこうした取組を続けていきたいと思います。