「高校生ボランティア・アワード2021」で被災地の現状を訴えてくれた
「SAGAでんと」の高校生たちに会いに行ってきました。
一見、外からでは落ち着いているようですが、
2ヶ月経つ今でも、中はまだ乾燥機を回さなければいけない状態(月の電気代が5万円)で
1.5mの水没によるカビや劣化の被害も見受けられました。
二年前にも大雨災害が起き、やっと復興してきたところで再びの被災。
数十年に一度といわれる災害が二年間で2回発生し、
「また起こるのでは?」という不安の中、
自宅の修理や再建の判断にも悩まれていました。
炊き出しも少しお手伝いさせていただきました。
4地区に対して130〜180食/日を、一日がかりで準備されているそうです。
(こんなに大量のじゃがいもの皮を剥いたのは初めてでした。)
メンバーは、佐賀県内のボランティアさんと被災住民の方々。
「自分は被災していないけど、何か役に立ちたい」
「被災したけど、できることは手伝いたい」
美味しいと評判の炊き出しは、
こうした方々の想いが込もっているのも一つの理由だと思います。
そういった状況の中でも、
被災者の方々がお互い「がんばろうね!」
と声を掛け合っていたのが印象的でした。
被災地の現状を知り、応援メッセージをお届けしながら、
現場の声に寄り添った支援ができるよう、
風に立つライオン基金は、引き続き応援を続けて参ります。
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