「令和5年台風13号災害支援活動助成」の採択団体「一般社団法人千葉南部災害支援センター」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。
「台風13号による大雨の被災者の孤立を防ぐための地域支援事業」
活動期間:2023年9月8日〜12月27日
活動地域:千葉県茂原市、大網白里市市、長南町
支援対象者:茂原市周辺の被災住民
支援人数:直接支援217名 間接支援21名
活動人数:128名
助成金額:300,000円
台風13号による被害の大きかった茂原市下永吉にある長生郡市広域市町村圏組合前の広場をお借りし、サロンバスとテントによる被災者サロン「すまいる」を設置し、足湯の実施、食事会の実施(お弁当の配布)、パステルアート体験、バルーンアートの実施、弁護士による相談会、災害対応NPOによる家屋に対する相談会、技術士会による家屋や崩落箇所についての相談会を実施しました。そこから出てきたニーズに関しては、弁護士、災害対応NPOと連携して、支援を実施しました
11月18,19,23,30日、12月7,9,10,14,16,17日の10日間、長生郡市広域町村圏組合・環境衛生センター前の広場に、サロンバスとテントを設置し、被災住民向けのサロンを設置し、食事会やアート体験会、弁護士や技術士、災害支援NPOによる相談対応を行いました。県内の学生ボランティアによるポスティングによりサロンを知った近隣で被災された方はもちろん、広報やSNSなどで相談会を知った方々が、近隣市からも相談にいらっしゃいました。食事会でのお弁当配布は140食、相談会や体験会などへの参加は、217名となりました。相談にいらした方の多くが大きな被害を受けた方々で、市内で全壊判定された方へは、技術士の訪問調査を行い、また同様に、近隣はもちろん近隣市からの相談にも、直接訪問し対応を行いました。
災害による被害への対応が終わり、もう災害対応の必要性がなくなったかのように思えるなか、やはり、声を上げられず、孤立していく被災者の方々がいらっしゃいます。発災直後のような関心も無くなり、ボランティアセンターも閉所したなか、根気強い支援が必要となります。みなさまからの支援がなければ、このような支援を行うことはできませんでした。ご支援いただいたみなさまに心より感謝いたします。ありがとうございました!
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