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風に立つライオン オブ・ザ・イヤー2024 贈賞式開催

12月6日(金)、東京・内幸町の日本記者クラブで、「風に立つライオン オブ・ザ・イヤー2024」の贈賞式を行いました。

11月にこのサイトで発表したとおり、柴田紘一郎賞は「AMDA兵庫」、鎌田實賞は「チームふじさん」にそれぞれお贈りしました。
https://lion.or.jp/news/news/oftheyear2024.html

◯受賞者の言葉

◯受賞者の言葉
小学校6年生の頃からさださんのファンで、ファースト・アルバムの『帰去来』に入っている「第三病棟」を聴いて以来、将来こういう子どもを救わなければいけないと思って、さださんのCDやトークを聞きながら受験勉強を頑張って医者になりました。そして、さださんのボランティア精神を追い掛けてここまで来ました。この賞は、これからの医療支援に繋げるための叱咤激励だと思っていますので、これを糧に今後も頑張っていきたいと思います。
(AMDA兵庫代表・江口貴博氏)

この一年を振り返りますと、1月2日から能登に入って本日も仲間が活動してくれていますが335日、延べ人数で言うと2943人が活動してくれています。浸水にあったエアコンや冷蔵庫などの家電製品を使えない物として処分されている方が多いですが、8割以上は直ります。我々のようにリタイアした技術者が直していきますので、それを広めていきたいと思っています。この栄誉ある賞は、今後のそういう活動へのエールだと思っています。そして、鎌田先生の功績に一歩でも近づけるように頑張って行きます。
(チームふじさん代表・藤野龍雄氏)

「昨年、鎌田實賞を受賞した守上先生が立ち上げたKISA2隊が、休眠預金を活用する事業として選ばれた。もしかすると、この賞もそれに一役買ったかも知れない。ちょっとずつですけど、いろいろな人の背中を押していけたらなと思います。来年ライオン基金が10周年ということですから、もうひと頑張りしないといけないですね」と鎌田先生。

「僕らは簡単にホスピタリティという言葉を使いますけど、誰かのためにという気持ちは誰にでもあるんですよね。でも、それを行動に移すのはとても大変。僕らが一番感動するのは心の部分です。リタイアした人々に大きな勇気を与えてくれる、こういう方々を知っていただく契機になることも、この賞の大きな意味だと思います」とさだまさしが最後に締めくくりました。

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