「能登半島地震災害支援活動助成(第1回)」の採択団体「NGO災害救援チーム フェニックス救援隊」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。
「能登半島地震の被災者救援と前線で活動する長期支援者の後方支援」
活動期間:2024年1月2日〜6月30日
活動地域:石川県七尾、輪島、珠洲市及び能登町
支援対象者:主に奥能登地区被災住民
支援人数:直接支援1,000名以上 間接支援1,000名以上
活動人数:21名
助成金額:300,000円
とりわけ全体からみて影響力が大きかったと思われることは、以下の2点かと考えます。
①医療支援の携帯ウォッシュレット(シャワシャワ)7万7千本の運搬と配布。
・これを実施する為には、千葉県の保管倉庫から能登までトラックで運搬する必要がありました。
②輪島で開催された復興支援コンサートへの援軍
・日本生命の子会社で国内最大級の資産運用会社の社員教育講座(防災について)の講師を務めたことがご縁で社員2名とそれぞれのご主人が参加してくれたことは、次につながる活動になりました。
発災直後より活動を開始し、時間の経過と共に現地ニーズに対応してきました。
1.命を繋ぐ食糧支援:
①サンマつみれ汁1400食、サンマ冷凍刺身280尾
②草餅900個
2.命を繋ぐソーラーランタン:600枚
3.命を繋ぐ医療支援
・携帯ウォシュレット(シャワシャワ):7万7千本強⇒奥能登や七尾市の基幹病院、介護施設、DMAT等
4.上記以外の活動
①輪島市及び珠洲市で開催されたコンサートへの運営協力
②七尾テント村や連携チームのベース立ち上げ
③被災家屋のブルーシート張り
④貴重品取り出し
⑤土砂・流木撤去
まず最初に数ある災害救援活動団体の中から、当隊を選んで頂きましたこと、心より御礼を申し上げます。当隊は、何らかの本業を抱える勤務者主体の団体で311の時に創設しました。発災直後から活動を開始し、7月末までで合計19回出動し、延べ滞在日数は2か月強となりました。
今回の能登半島地震での活動における特徴は、首都圏から遠隔地である為、移動費用がかかること、また宿泊場所がないことが上げられると思います。
今回の助成金を用い、シャワシャワの運搬用トラックや燃料費、また、輪島コンサートへの援軍の為の交通費やレンタカーの費用に充当させて頂くことができました。初日はホテル泊をさせて頂きましたが、滞在中は、連携チームが借り上げているベースに宿泊し、コスト削減に努めました。
引き続き、私達に出来ることを継続してやって参りたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。有難うございました。感謝です。
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