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「能登半島地震災害支援活動助成(第1回)」の採択団体「風組関東」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。

「令和6年能登半島地震被災者支援事業」

活動期間：2024年1月5日〜6月30日

活動地域：富山県高岡市、石川県輪島市

支援対象者：高岡市、輪島市町野町被災住民

支援人数：直接支援150名　間接支援400名

活動人数：7名

助成金額：300,000円

要支援者の中で、一般ボランティアでは難しい案件（地震の影響で外壁が落ちた住宅の応急復旧や、液状化のひび割れにより地下室に溜まった水の排水措置など）の対応を行なった。高岡市災害VCへのサポートでは、資機材選定と調達、安全衛生の助言、現場調査同行など行なった。

説明会の開催ではNGOと連携して静岡県の永野弁護士を招聘し、丁寧に支援制度の説明を行なった。高岡市伏木地区は液状化による被害が甚大で、不安をもったままの被災者が多くおられ、住民の方が80名近く参加された。輪島市町野町でも同様の説明会を開催し、40名近く参加頂いた。

地震発生直後、高岡市社会福祉協議会からの要請を受け、緊急の要支援者案件を中心に、応急処置を行なった。並行して災害VCに対するサポートも行った。

被災初期に対応を行うことができ、家屋の被害進行を食い止めることができた。

また、特に複雑な液状化に関する支援制度について、被災者向け説明会の開催に協力した。再建を諦めていた方にも希望が生まれ、多くの感謝のお言葉を頂いた。

輪島市町野町では、被災した家屋の片づけや倒壊防止処置、支援制度の説明会などを開催した。新たな選択肢が生まれ、地域に残る希望が生まれた。

発災後の早い段階で被災地で活動できることは、建物の保全や被災者の精神的なサポートなどで大きな意味があります。今回は4日後には現地入りし、直接的な支援に加え、災害VCなどもサポートすることができました。これも風に立つライオン基金様にご寄付を頂いた支援者の皆様のお気持ちがあってこそです。本当に感謝しております。ありがとうございました。