第2回「能登半島地震災害支援活動助成」の採択団体「いしかわ災害支援機構」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。
活動期間:2024年6月1日〜9月30日
活動地域:石川県輪島市
支援対象者:輪島市内被災住民
支援人数:直接支援42名 間接支援182名
活動人数:181名
助成金額:251,100円
輪島市社会福祉協議会(災害ボランティアセンター)を経由した被災者からの支援ニーズに対して、当団体と、ベースを同じくする連携団体とで対応にあたり、重機を活用した道路啓開、被災建物からの貴重品取り出し、車両や農機の救出、土砂崩れ現場からの土砂搬出、被災建物のブルーシート張りやその手直し、屋根の修復作業などを行いました。
今回の助成では、6月~9月末までの支援活動費と、一部備品の購入費をご支援頂きました。上記の事業期間中、連携団体と共に対応した被災地の支援ニーズは40件にのぼります。今回は輪島市社会福祉協議会と連携し、被災者の方→社会福祉協議会→技術ボランティアという連絡系統を構築したことでスムーズに救援ニーズに対応することが出来たと考えております。(このシステムは9月21日の能登豪雨後も、ほどなく機能を再開しました)また、連携した作業として、私ども技術系ボランティアが作業後、一般ボランティアさんに付帯作業などを引き継ぐ形をとることで、効率よく支援を進めることが出来、また災害時の重機技術支援について、一般ボランティアの方々にも知っていただく機会が出来たと考えております。今後もこれらの経験を生かし、能登への支援を継続して参りたいと考えております。
能登半島地震の被害のすさまじさと、重機がなければ進まない被災現場ばかりのなか、今回初めて「風に立つライオン基金」様の助成に応募させて頂きました。小さな重機でも処理出来る作業量は人力とは比にならず、微力ながら被災地のお役に立てたのではないかと思っております。この度の助成にお礼を申し上げるとともに、きたる南海トラフ地震などの支援でお役に立てるように精進してまいりたいと思います。能登半島は9月21日の豪雨災害も重なり、また復旧のフェーズに戻りました。これからもご支援をよろしくお願い致します。
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