「能登半島地震災害支援活動助成(第1回)」の採択団体「一般社団法人日本食育HEDカレッジ」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。
「令和6年能登半島地震炊き出し等支援活動」
活動期間:2024年1月5日〜6月5日
活動地域:石川県珠洲市
支援対象者:珠洲市被災住民
支援人数:直接支援 3,300名
活動人数:60名
助成金額:295,000円
1月から炊き出しを始めとした支援活動へ取り組んでいます。
緊急支援としての炊き出しや物資の配布はもちろん、心の支援にも取り組んでいます。
6月上旬、避難所運営の方、地元で働く方々のためにラテアート教室や、ミニコンサートを企画し実施しました。
また、ご自身で調理ができる地域では加工肉や食材も配布しました。
被災地の方々の声を聞きながら、その地域に合った支援活動を続けていきます。
1月から毎月、炊き出し活動や支援物資の配布活動を実施。
炊き出し活動は計17回・約3300食を提供しました。
ライフラインの寸断と積雪の中、温かい栄養のある食事をお届けしたい、と現地の方々のリクエストに応えながら毎回メニューを決定しています。
小学校の給食をはじめ、小規模から大規模の避難所まで、必要な場所に炊き出しへ出向いています。
支援物資は、珠洲市内の約30ヶ所へ配布しました。
避難生活中の方々から直接リクエストを受け入れ、炊き出しメニューに反映したり、必要な物資を手渡しすることができ、早期対応の支援に繋げることができました。
能登半島のみなさまは本当に我慢強いです。
長期に渡る避難生活の中、自分を奮い立たせ、前向きに頑張っている姿に、いつも励まされています。
炊き出し活動を続けていると、地域の方々がお手伝いに参加してくれます。
おにぎりを握ったり、おかずを詰めたり、談笑しながら交流が深まっていきます。
「遠いところから来てくれてありがとう」
自分たちが大変なはずなのに、周りへ感謝の気持ちを忘れず、助け合い、支え合いながら過ごしている心優しいみなさまを応援していきたい。
まだまだライフラインは停止状態の地域が多いです。
これからも能登半島への支援活動を続けていきます。
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