第2回「能登半島地震災害支援活動助成」の採択団体「災害支援ゴンべえ」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。
活動期間:2024年7月1日〜9月30日
活動地域:石川県輪島市
支援対象者:輪島市 河井町地区ほか被災住民
支援人数:直接支援のべ28名 他支援8件
活動人数: のべ23名
助成金額: 300,000円
避難所にて閉じこもりがちとなる被災者の繋がりづくりを進め、社会的孤立を防止することを目的にサロン活動を行った。
他団体と連携して、倒壊した家屋に閉じ込められた自動車や家財を搬出する活動、屋根や外壁の補修なども行った。
経年の浅いエアコンを再利用のために取り外して欲しいという依頼は引き続きあり対応した。
9月に水害が発生したが、水没したエアコンは適切に洗浄、乾燥で復帰できることが多く、その対応に加えて床下の泥出しを行った。
・足湯カフェ:4回開催し、延べ28名の市民が参加頂いた。
・自動車搬出:軽自動車1台を搬出した。
・家財の搬出:輪島塗りの材料を多数搬出した。
・エアコン移設再利用に伴う取り外し:2台取り外した。
・屋根、外壁の補修:2軒の家屋で補修対応を行った。
・水害によるエアコン、給湯器の洗浄:6台に対して行った。
・水害による床下からの泥出し:泥の搬出を1軒に対して行った。
みなさまのご支援があったことで、現地に寄り添った活動を継続できたことに感謝申し上げます。
輪島では、被災家屋の解体などに目途がつき、復興に向けて残ったニーズをどのようにしていくのか模索しているときに水害が発生しました。
今まで地震の被災地や水害の被災地にてお手伝いをして参りましたが、地震の大きな被害に加えての浸水被害は初めての経験でした。
目の当たりにして眩暈がしたのを覚えています。
能登半島ではもうじき雪の季節がやってきます。
1月の地震のあと、雪が解けて被害がリアルに見えだしたときの絶望感は今でも覚えています。
雪が惨状を覆い隠しても、仲間たちは決して諦めずに現地へ通い続けます。
その歩みを信じて、これからもご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
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