「能登半島地震災害支援活動助成(第1回)」の採択団体「ケアプロ災害支援チーム」様よりいただいた活動報告をご紹介いたします。
「看護活動」
活動期間:2024年1月3日〜1月6日
活動地域:石川県輪島市
支援対象者:輪島地区被災住民
支援人数:直接支援 2名 間接支援 2名
活動人数:2名
助成金額:160,000円
事例①:食事介助時に熱発と呼吸苦を確認。肺炎疑いで病院搬送
事例②:脳梗塞後、糖尿病、圧迫骨折後で医療従事者がいない避難所にいるハイリスク者をトリアージし、医師に共有
事例③:便秘3日目で、食事を摂取しておらず、便秘薬をもらうことを待っている避難者に対し、食事をとる必要性等を伝える。
事例④:膝の痛みが悪化していると訴える患者に対し膝部の急性炎症が起きていないことを確認し、鎮痛薬を内服しながら、後日医師に相談するよう伝える。
現地で活動する小浦医師の指示に従い、健康状態の把握ができていない避難所へ出向き、健康観察を実施した。
活動人数:看護師2名
避難所数:3か所
健康状態の把握:100名程度
能登半島地震においては、交通網が麻痺し、3日目に現地入りしましたが支援の手が全く届いていない状況でした。
現地も混乱しており、多くの方々が身を寄せ合い不安を口にされておりました。
看護師として、一人一人に声をおかけして、健康観察を行いました。
限られた人数ではありますが活動を行い、多くの方々から感謝のお言葉をいただきました。
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