令和6年能登半島豪雨支援のご報告2
9月21日に起きた豪雨により、地震と同等、あるいはそれ以上の被害を受けた輪島市と珠洲市。
ライオン基金も、その後いく度も訪問させていただいていますが、震災直後よりもさらに心の傷は深く、落ち込まれている方々が多いことを痛感しています。
そんな中、11月9日(土)・10日(日)、輪島市中心部にある「ふらっと訪夢内 WAJI◎BASE」で、「ライオンカフェ」を開催しました。
旧輪島駅で現在は道の駅として輪島観光の拠点となっている「ふらっと訪夢」の一角に復興プロジェクトとして立ち上げられたのがWAJI◎BASEで、個人で管理されているインスタントハウスが2つ置かれていて、無料で自由に使えるということでしたので、今回はここを2日間お借りしました。
近辺の仮設住宅をはじめ、不自由な生活を余儀なくされている皆さんに「みんなのライオンカフェ」と題して、コーヒーとお菓子をご提供しながら、ひと時を過ごしていただきました。
インスタントハウスの中は、外から見た倍くらいの広さを感じました。
冷暖房完備で、片方にはコタツも置かれていて、皆さんに寛いでいただくには大変良いスペースでした。ご近所の方でも初めて中をご覧になる方ばかりで、とても喜んでくださいました。
すぐ脇に「器の実カフェ」というお店がありましたので、そこで淹れていただいたコーヒーをライオン基金で購入する形にしました。 オーナーの女性が一人で切り盛りしているお店で、常連客をはじめ、お昼時はかなり混雑して大変なことになっていましたが、快く引き受けてくださり、サイフォンで本格的なコーヒーを淹れてくださいました。
今後は、1ヶ月無料でトレーラーハウスをお借りすることができるということなので、年内に輪島に設置して、ライオンカフェを開催する予定です。
今回のライオンカフェでもご協力いただきましたが、輪島市内在住の訪問看護をされている看護師さんが立ち上げられた「一般社団法人みんなの健康サロン海凪」さんと一緒に、カフェと健康相談を併設できればと考えております。