能登半島地震災害支援

能登半島地震災害支援_ご報告27

7月11日から13日にかけて、珠洲市にある仮設住宅の集会所と避難所でライオンカフェを開催しました。
今回は柳家一琴師匠の落語会や、猿田彦珈琲さんのカフェオレとブラック珈琲プラスお茶菓子をご用意してお楽しみいただきました。

7月11日（木）　珠洲市蛸島第１仮設住宅集会所
皆さんとても楽しみにしてくださっていたようで、住民の皆さんが自ら椅子を並べてお待ちになっていらっしゃいました。
「転失気」「真田小僧」の二席をご披露いただきました。

7月12日（金）　珠洲市蛸島第４仮設住宅集会所
高座もマイクスタンドもなく、テーブルに座布団を敷きペットボトルが入った箱を使って強引にマイクを立てました。
ここでは「平林」「長短」の二席。

得意の紙切も披露。縁起の良い物ということで鶴と亀。

7月12日（金）　珠洲市立和歌山小学校２階多目的室
この日は場所を変えてもう一席。演目は「牛ほめ」。

紙切ではこんな似顔絵も。あっという間の早業に、皆さん感動の大拍手！

7月13日（土）　珠洲市生涯学習センター
この日は、50人ほどの方々が暮らす避難所へ。部屋の中にテントを貼ってプライベート空間を確保されてはいますが、ストレスが多い暮らしだと思います。
少しでもノンビリおしゃべりでもしていただければと、共用スペースで珈琲とお茶菓子を提供しました。

もう一つ別件のご報告です。
ライオンカフェをより発展させたいと考えていたところ、風の団法人会員の日本フーズパートナーズさんが、キッチンカーを無償で貸与してくださることになりました。キッチンカーがあることで提供できるメニューが増えますし、機動力が格段に増します。大変大きなご支援をいただきました。ご報告と共に、この場をお借りして日本フーズパートナーズさんへ厚く御礼申し上げます。

11日の夕方には能登町で定期的に開催されているサロン会議にも出席し、町役場や社協の職員、JVOAD、その他現地で活動しているNPO団体の方々と情報共有、意見交換をしてきました。
ライオンカフェの取組は大変高評価で、特に落語については能登町でも開催して欲しいと言われました。
次回、7月19日は能登町にて一琴師匠による落語会、翌20日は珠洲市で行われるお祭りにキッチンカーを使って参加する予定です。

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