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７月５日から８日にかけて、輪島市の社会福祉協議会の指定管理施設や仮設住宅の集会所でライオンカフェを開催しました。
社協さんから現地のニーズを伺い、ピースボート災害支援センターさんに調整していただきながら、当基金としても初めて長期間サロン活動「ライオンカフェ」を開催することになり、風の団（専門団・奉仕団）の方々と共に活動しました。

【日程　場所　内容】
７月５日　ふれあいプラザ二勢　健康相談会・お茶会
チャノキカナザワのクレープ／猿田彦珈琲のカフェラテと珈琲

７月６日　ふれあいプラザ二勢　落語会・お茶会
金沢のキッチンカー・縁宝の肉まん／猿田彦珈琲のカフェラテと珈琲

７月７日　河井第４団地談話室　健康相談会・お茶会
チャノキカナザワのクレープ／猿田彦珈琲のカフェラテと珈琲
 
７月８日　宅田第１団地仮設住宅集会所　落語会・お茶会
チャノキカナザワのクレープ／猿田彦珈琲のカフェラテと珈琲

初日は風の専門団の医師・看護師による健康相談会をやりながら、猿田彦珈琲さんのカフェラテと珈琲、チャノキカナザワさんのクレープを召し上がっていただきました。

チャノキカナザワさんは４月６日に輪島市キリコ会館で行った、さだまさし支援ライブの時にも炊き出しのお手伝いに来てくださった金沢市内のスイーツ専門店。クレープを初めて食べたという方もいて、大感激してくださいました。

二日目は同じ場所で落語会とお茶会。
金沢のキッチンカー・縁宝（えんほう）さんは、やはり４月に炊き出しに来ていただいたホットサンドのタルトタさんのご紹介で、美味しい肉まんをお持ちいただきました。

今回の落語会は、ライオンカフェ初登場の柳家小太郎さん。昨年11月に二ツ目に昇進したばかりの若手ですが、二回に分けて「子ほめ」「道具屋」「狸の札」「抜け雀」の四席を披露してくださいました。

三日目は河井第４団地に場所を移して、風の団にも所属していただいているAMDA兵庫の江口先生にお越しいただき、健康相談会とお茶会。

幼い姉妹がクレープをとっても喜んでくれました。

四日目は世帯数が多い宅田第１団地で落語会とお茶会。
二日目に続いて柳家小太郎さんにお願いして、「寿限無」「崇徳院」「千早振る」「家見舞い」の四席をお楽しみいただきました。

まだまだ仮設住宅の数が足りない中で、仮設住宅に入居出来た方々は比較的幸運なのかも知れませんが、大前提としてそもそも仮設住宅に住まなくてはいけない状態というのは幸せなはずがありません。
過去の大災害でも仮設住宅に入居してからストレスがより溜まっていくという例を数多く見てきています。
今回も「久しぶりに人と会話をした」とおっしゃる方も少なくありませんでした。
こうしたサロンで分断されたコミュニティが少しでも戻るよう、また、猛暑の夏に向かっていき、高齢の方々にとってはリスクの高い毎日です。
災害関連死を生まないために何をすれば良いか、手探りではありますが、引き続き支援を続けてまいります。