能登半島地震災害支援_ご報告24
6月16日、TSUKEMENの皆さんと一緒に能登町で「ライオンカフェ」を開催しました。
今回の企画は、TSUKEMENの皆さんから「コンサートツアーで集めた募金を能登半島に送りたいのでご協力いただけないか」とご相談いただいたことが発端でした。
当基金としては、能登町を拠点に7〜8月に輪島市・珠洲市・能登町でボランティア活動を支援するため、能登町役場と打ち合わせをしている中で、女子プロゴルファーの小祝さくらさんがグランドピアノを能都中学校に寄贈されたことを伺い、せっかくなので、そのピアノを使ってTSUKEMENの皆さんに演奏会を開いていただき、ライオンカフェができたら良い支援になるのではないかと考えました。
また、TSUKEMENの皆さんはラポルトすずでコンサートを開いたことがあり、珠洲市のことが大変気になっているということでしたので、珠洲市と能登町に義援金をお届けするということで調整いたしました。
まず珠洲市役所にて、泉谷満寿裕市長と市長室で歓談し、珠洲市内の地図を見ながら、昨年の地震被害と今年1月1日の発災直後のリアルなお話を伺いました。
市役所内のトイレも最近ようやく使用できるようになったとの事でしたが、空調はまだ修理中で近日中に完了するとの事でした。夏本番前に修繕できそうで安心しました。
確定申告や、近くで炊き出しが実施されていて人出が多く、ほんの少し活気が戻っているような感じを受けました。
TSUKEMENの皆さんから泉谷市長へ義援金の目録、サイン色紙、TSUKEMENコラボ珈琲ドリップの贈呈
続いて、能登町立能都中学校へ移動し、能都中学校、柳田中学校、小木中学校の吹奏楽部の皆さんと対面。
普段別々の学校に通学している生徒さんとは思えないぐらいに息ぴったりの演奏を披露してくださいました。
演奏会の冒頭に大森凡世町長へ、義援金の目録やサイン色紙をお渡ししました。
演奏会はまず、中学生の合同演奏で嵐の「ふるさと」、その後TSUKEMENと一緒に、能登を舞台にしたNHK連続テレビ小説「まれ」の主題歌「希空〜まれぞら〜」を演奏し、続いてTSUKEMENのミニライブをお楽しみいただきました。
短い時間でしたが、手拍子をしたり足踏みをしたり、子供から大人までたくさんの笑顔いっぱいの演奏会となりました。
また、ライオン基金からはライオンカフェとしてお馴染みの猿田彦珈琲チルド商品と、地元で愛されている「なかの洋菓子店」の焼き菓子を併せてお配りしました。
今回の企画は、能登町役場の千徳さん、能登町教育委員会の蓑島さん、そして能都中学校の先生方、中学校の吹奏楽部のみなさんにご協力いただき実現しました。
一緒に楽しみながら、温かい時間を作ってくださったうえに、感謝のお言葉をたくさんいただきました。
以上、本日のご報告でした。
【追記】
今年1/20に予定されていたTSUKEMENさんの公演は1年延期されて、以下の日程で開催されます。
彼らの素晴らしい演奏をじっくりお聴きになられたいという皆さんは、是非お越しください。
TSUKEMEN 金沢延期公演
2025/1/19(日) 北國新聞赤羽ホール https://tsukemen-music.com/hokurikufurikae/