能登半島地震災害支援_ご報告6
能登半島地震発生から1ヶ月以上が経ちました。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、未だ不自由な生活を余儀なくされている多くの皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
風に立つライオン基金では被災された方々を少しでもサポートできればと、微力ではありますが、現在は食を中心に支援をさせていただいています。
10日ほど前に一度ご報告したカット野菜のご提供について、続報をお届けします。
輪島市、能登町、七尾市などで炊き出しをしているボランティア団体や、在宅避難をしている方々から、お礼が続々と届いています。
カット野菜だけでなくお豆腐やお肉などの手配までしてくださっているベストアグリフーズさんと、それらの食材を配送してくださっている弥栄フーズさんに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます
カット野菜以外では、調理せずに済む物として、支援物資にはレトルト食品が多いのですが、どうしてもメニューが偏りがちなので、種類豊富で無添加の無印良品のレトルト商品を購入して配布しています。
八宝菜、筑前煮、牛すじとこんにゃくのぼっかけ、トマトの煮込みハンバーグ、ハンバーグのデミソースカレー、などなど。
先日珠洲市で炊き出しをした際に、炊き出し場所となった旧本小学校に行く道中で、近所の方々が共同で避難生活を送られているビニールハウスの自主避難所へ立ち寄ってお届けしましたが、皆さんかなりお疲れが溜まっており、調理をしたくないとお話をされていましたので、今後もこうした場所にお配りできればと考えています。
(写真)
購入したMUJIのレトルト食品と、浅田飴さんからご提供いただいたのど飴をお配りしています
また、たまたま宿泊した金沢のホテルが、被災された方々を受け入れている2次避難所となっていて、約70名ほどの家族が避難中でした。
このホテルにはシェアキッチンがあり、宿泊者が自由に調理できるようになっていますが、オーナーさんにお聞きしたところ、ホテル近くの知り合いが野菜や生活用品などを支援してくれていて、避難者の人が自由に食事がつくれるように食材も置いてありました。
一番減りが早いのがレトルト食品とのことでしたので、このホテルにも無印良品のレトルト食品を提供しました。
七尾市の広域支援ベースで活動されている災害NGO結さんをはじめ、災害助成を申請されているボランティア団体からも情報を集めながら、今後の支援について検討をしています。
幹線道路は徐々に復旧してきましたが、特に奥能登地域は道の陥没箇所や段差が多く残っており、ボランティアの受入もようやく始まったばかりです。
引き続き、できるだけの支援を続けていきたいと思います。