令和5年台風13月豪雨災害支援 ライオンカフェ in いわき
令和5年台風13号により、特に被害の大きかった場所の一つ福島県いわき市の内郷地区で、昨年の新潟県村上市と関川村で実施した「ライオンカフェ」を行いました。
いわき市には10月にサーキュレーターやコンパネなどを支援させていただきましたが、復旧・復興はまだまだこれからというところで、住民の皆さんに元気を出して欲しいと、いわき市内郷の町内会と災害支援ネットワークIwakiの方々が発起人となり、サロンを開催することになりました。そこでライオン基金に協力のご依頼をいただいたので、コーヒーと笑いを提供することになったのです。
まずは猿田彦珈琲の都築尚徳さんによるハンドドリップ教室。美味しいコーヒーで体も心もぽっかぽか。楽しみながらも真剣に体験してくださいました。
今回はさらに、ご高齢の方が多い地区ということで、少しでも多くの方々に外に出る機会になればと、風の専門団(医師・看護師)による健康相談会も加えました。
また、奇しくも被災した地区のすぐ近くに、高校生ボランティア・アワード2023に参加した福島県立いわき総合高校があったので、事務局から連絡をしたところ、8名の生徒たちが喜んでお手伝いに来てくれました。
そしてお待ちかねの落語会。大いに盛り上げてくださったのは今回も柳家一琴師匠。最近は、さだまさしが書き下ろした新作落語「犬のお伊勢参り」なども精力的に行っていらっしゃるとか。
お手伝いしてくれたいわき総合高校の男の子にも切り絵で似顔絵を。
こうして地元の皆さんが中心となり、また高校生の若い力も加わりますと、まだまだ大変な道のりではありますが、少し明るい展望が開けるように思えます。
私たちもできる限り、ご要望があればこうして微力ながらお力になれたらと思っています。
災害はないに越したことはありませんが、必要な限り今後もこうした取組を続けてまいります。