「平成30年7月豪雨災害」支援活動報告4
これまでご報告してきましたように、風に立つライオン基金は四国支部が総社市と倉敷市に視察に入りました。
報告を受けながら、さだまさしも一刻も早く現地にお見舞いに伺いたいと言っていましたが、なんとかスケジュールを調整して、7月25日(水)に愛媛県の大洲市、西予市、宇和島市に伺うことができました。
今回、ボランティアの方々に使っていただこうと、タオルを用意してボランティアセンターに300枚ずつお届けしました。また、砂ぼこりなどがひどいと伺っていたので、浅田飴さんのご厚意で支援していただいた「ガードドロップ」をボランティアセンターと避難所に、そして熊本地震の時にも持っていった小さいカステラを200個ずつ被災者の方々へお渡しするべく持参しました。
移動距離がかなりあったため、3市それぞれ3〜4ヵ所ほどしか伺うことができませんでしたが、まさしは行った先々で被災者の方々、ボランティアや職員の皆さんに丁寧に声をかけ、お話を伺っていました。
「実際に被災地を見て、映像などでは感じることのできない大変な現状を実感した。被災地のため、自分たちに何ができるのかしっかりと考えて支援していきたい」
(さだまさし談)
それぞれの避難所で、帰り際に「今度は必ず歌いに来るから、それまで元気でいてください」と約束してきましたので、落ち着いた頃にまた伺いたいと思います。
もちろん、それよりも先に岡山と広島の被災地にも伺う予定です。
一日も早い復旧・復興を祈りながら、これからもできる限りの支援を続けていきたいと思いますので、どうぞ一緒に応援してください。
※今回、3市にお届けした義援金はそれぞれ100万円ずつです。義援金としては少額の範囲になりますが、被災が広範囲に及んでいることから、今後も折を見ながら他の地域も支援していく必要を感じ、当財団の財政事情と相談しながら金額を決定しました。