がんばれ能登 緊急支援チャリティーコンサートのご報告
さだまさしの呼びかけで、森山良子さん、南こうせつさん、泉谷しげるさん、スターダスト☆レビューの皆さん、山崎まさよしさん、サンドウィッチマンさん、河井勇人さん、グレープが参加し、昨日(4月19日)、愛知県の名古屋国際会議場センチュリーホールで、能登半島地震の被災地を支援するため「がんばれ能登 緊急支援チャリティーコンサート」を開催しました。
(参加予定だった寺岡呼人さんは発熱のため欠席)
コンサート前に、参加者が一堂に会して記者会見に臨みました。
【さだまさし】
みんなの志は一致してます。これだけの人間が集まって、音楽をお届けする、あるいは笑いをお届けすることで心を込めてエールをお送りします。この先にきっと良いことが待ってますっていう希望を込めて、しっかりお伝えたいと思います。「忘れないよ、ちゃんと応援してるよ」っていうサインだけは出し続けていかなければいけないと思います。
【森山良子さん】
震災が起こってから、ずっと何かの形で 行きたいなと考えていました。能登半島にお友達がいたり、お世話になっている方がいるので、まさしさんからこのチャリティーコンサートのお話をいただいて、すぐに「行く行く行きたい」ってお返事しました。私たちが音楽を通じてエールを送ることで能登の皆さんに元気を感じてもらえたらと思います。
【南こうせつさん】
地震の直後っていうのは、歌どころじゃないんですよ。でも、しばらくして落ち着いてくると、人っていうのは心も飢えるんですよ。 そこに役立つのが音楽なんです。誰かのメロディが伝わってくると、心が満たされて「じゃあ頑張って生きてみようかな」っていう気持ちになるんですね。さださんがコンサートをやろうと 言ってくれたのは、とてもいい時期だったと思います。
【泉谷しげるさん】
募金だけしてりゃ、なんかいいことやったような気になるけど、それだけじゃなく、やっぱり俺たちが被災地へ行くことによって、そこが安全で楽しめる場所ですよっていうメッセージになるし、みんなで行ってくれた方が、現地への励ましになるわけさ。9月には珠洲市から呼ばれているし、そこで無料ライブをやるよ。
泉谷しげるさん、南こうせつさんとは、これまでも多くの被災地支援の活動をご一緒させていただきました。今回も二つ返事で参加表明をしてくださいました。開演時間の18時を前に、3人による「前説」からスタート。ほぼトリオ漫才のような軽妙なやり取りで、会場はすでに笑いの渦に。
そして、コンサート本編は飛び入りゲストの山崎まさよしさんから。この日の夜に東京で行われるイベントに出演するため、名古屋駅6時45分発の新幹線に乗らなければいけないのに来てくださり、「セロリ〜晴男メドレー」をギター一本で熱唱。そして、さだまさしへと続きます。
【SET LIST】
山崎まさよし セロリ〜晴男メドレー
さだまさし 道化師のソネット
南こうせつ 神田川(with 泉谷しげる・さだまさし)
サンドウィッチマン
河井勇人 イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番(ソロバイオリン)
スターダスト☆レビュー 木蘭の涙
グレープ 精霊流し
泉谷しげる 春夏秋冬
森山良子 今
全員 翼をください/上を向いて歩こう
やはり歌手なので、MCだけでなく、コラボで一曲「神田川」。
最後に「翼が欲しい」「上を向いて歩こう」を全員で。
このコンサートの収益金は、石川県、富山県、新潟県への義援金として、また被災した各地で復興のために活動しているNPO団体等への活動助成金として活用させていただきます。
一日も早く、被災された方々にかつての日常が戻りますように、そして、笑顔が戻りますように心からお祈りいたします。