「令和3年8月大雨災害支援活動助成」の採択団体「災害NGO結」様より、活動報告をいただきました。
活動期間:2021年8月20日〜12月20日
活動地域:佐賀県武雄市、大町町、嬉野市など
支援対象者:上記地域被災住民、佐賀県内支援者
支援人数:直接支援 48名 間接支援 50名
活動人数: 107名
助成金額: 300,000円・佐賀県内にて、被災地域の支援者を支えることで、被災地への支援を実施した。実働部隊としてスタッフがおもやいVCでニーズ対応を進めた。
・個人家屋の復旧補助だけでなく、同じく被災した支援拠点2か所の復旧や修復も実施。壁剥がしや集まるスペース作りをした。
・佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)へ現地の情報を届けながら、大町町、武雄市、嬉野市などで技術サポートが必要なニーズの活動を調整。支援活動のノウハウを伝えながら、今後必要な支援について随時助言をした。
・おもやいVCの実働をサポート。スタッフを派遣してニーズ対応をした。床剥がし、壁剥がしなどの家屋復旧を29件対応。在宅避難者の生活環境改善として、寒さ対策に7件対応した。
・武雄市おもやいVCの拠点、大町町の交流スペースペリドット(浸水被害を受けた)の修繕をサポート。おもやいでは壁剥がし、ペリドットでは地域住民が気軽に集まれるように、小上がりを作製した。
・嬉野市では、重機が必要なニーズが複数あった。OPENJAPANやコミサポひろしまなど、テクニカルチームの活動を調整。茶畑への道の土砂崩れなど、12件の現場の調整ができた。・佐賀災害支援プラットフォームへ活動のノウハウを伝えながら、今後の支援活動について指南。現地対応を一緒にすることで、信頼関係を構築することができた。自然災害が多い九州で、今後、災害対応の要となる動きが期待できると考える。
風に立つライオン基金を通してのご支援を、ありがとうございます。現地での活動は、地元団体を中心にまだまだ続いています。これからは、もともと生活が厳しい人など、より個別に寄り添いや配慮が必要なニーズが増えていきます。ここからが、地元団体の踏ん張りどころです。私達も、継続的に関わりながらサポートを続けます。
しかし、被災地が復興した、と言えるにはまだまだ年単位での時間がかかります。
ぜひ、継続して被災地へ関心を向けていただけると嬉しいです。
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