H1テキスト

ISAPHは「International Support and Partnership for Health」の略で、聖マリア病院が持つ豊富な国際協力の経験を草の根レベルで実践する機関として、2004年に設立。より困難な状況に置かれる人々の命と健康を守ることを使命として、開発途上国（主にアジアやアフリカ）における保健医療の向上に努めている。また、研究や人材育成を通じて、グローバルな社会課題の解決にも積極的に取り組んでいる。

「自分の健康は自分で守る」住民による栄養改善活動の自立支援事業

2,196,000円

ムジンバ県エンディンデニ保健センター地域にある12のヘルスポストを拠点として、当該ヘルスポストが管轄する40の村落を対象として、各村落で形成されるケアグループと呼ばれる住民グループの長およびそのメンバーを対象に地域活動のノウハウを提供する研修を開催する（学習フェーズ）。ヘルスポストでは、月に1度、乳幼児健診（成長モニタリング）が開催され、各村落に居住する母子が集まるため、その機会を活用し、住民グループが試験的に活動を実施する（実施フェーズ）。さらには、既に自立した活動を実施している遠隔地の住民グループとの交流（オンライン）を指揮し、地域栄養改善活動を自立へと導く（自立フェーズ）。