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2011年、学生NGO「日本ソマリア青年機構」設立、早稲田大学に在籍していた永井陽右とソマリア人学生の2名で「紛争地ソマリアの問題を解決する」団体として発足。
以降、テロや武力紛争が難民問題や飢餓、子どもや女性の人権侵害といった問題を引き起こし、さらに悪化、憎しみの連鎖といった負の連鎖を「アクセプト（受け止める・受け入れる）」という姿勢の下、最前線で、真正面から、その連鎖をほどいていく世界でも稀有な団体。

本事業では、イエメン共和国において2015年から9年にわたって続く、紛争の最前線地域であり、その影響を最も強く受けている中西部マアリブ県のマアリブ市に暮らす、紛争に巻き込まれてしまった若者を対象としてケアとエンパワメントの機会を提供する。紛争による戦闘や避難によって引き起こされている、若者たちの心身の疾患やストレス、またそれによって悪化した健康状態を改善し、彼らが前向きに将来を捉えて自身の生活を成り立たせ、イエメンの平和の実現を担う主体者となっていくことを目指す。