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  • 特定非営利活動法人 胃癌を撲滅する会

特定非営利活動法人 胃癌を撲滅する会

団体概要

胃癌の主原因であるピロリ菌が蔓延するアジアを中心とした途上国の医師、医療関係者および一般市民に対し、ピロリ菌が関与する病気と検査・除菌等予防的医療および医食住環境改善の重要性について啓発し、検査・治療技術指導等の協力事業を行い、ピロリ菌を主たる原因とする消化性潰瘍、胃癌の早期発見と撲滅に寄与することを目的とし、国境なき医師団の一員としてインドで医師として活動した鴨川由美子氏が代表として設立。

申請活動名

ブータン・ラオスでの胃癌撲滅の為の内視鏡医育成プロジェクト

助成金額

1,876,000円

事業内容

世界有数の胃癌多発国であるブータンで胃癌撲滅モデル地区(Dawakha)を設置、胃癌検診を実施し、2019年よりDawakha住民1200名にピロリ菌検査を施行し73%の住民が感染していることを見出し、ピロリ菌感染者には、除菌薬を提供。内視鏡検診によって早期胃癌患者を発見し治癒に導いた。同時にブータン人医師を8名選出し、日本人専門家による内視鏡技術教育を行い、現地の医師が自力で自国民を診療できるよう指導している。e-learningでの自己学習に加え、日本人専門家を交えて3ヶ月おきにブータン医科大学との共同でZoomによる症例検討会を行い技術確認。ラオスにおいては20名の医師、10名の看護師を選出し、日本人専門家が内視鏡手技を伝授(COVIDの状況によって現地訪問(1回)もしくは年3回のzoomでの教習会の開催)する。同時にインターネットからe-learningを無償で提供し早期胃癌発見のために自己学習ができるシステムを提供する。