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昨日４月３日に台湾東部で発生した大地震により、台湾の花蓮県や宜蘭県などで大きな被害が出ています。

台湾の中央気象署によりますと、日本時間の3日午前8時58分ごろ、台湾東部の花蓮県沖およそ25キロを震源とするマグニチュード7.2の地震があり、花蓮県で震度6強の揺れを観測したほか、北東部の宜蘭県などで震度5強、北部の台北市や新北市など広い範囲で震度5弱の揺れを観測したということです。現在も余震が続いているそうです。
台湾当局によりますと、この地震で日本時間の午後9時までに花蓮県で9人が亡くなられたほか、新北市や台北市、それに花蓮県などであわせて963人がけがをされたとのこと。
このほか、車両や鉱山に取り残されている人が152人いらっしゃるということです。
犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申し上げると共に、負傷された方々に心からお見舞い申し上げます。
皆様の安全が早く確保されますように願っております。

日本でも沖縄県各地で津波警報が出るなど、一時騒然といたしましたが、大きな被害が報告されませんでしたのでホッとしております。
しかしながら、台湾の皆様には今まで日本で災害が起きるたびに大きな支援をいただいていますので、今後、支援を検討してまいります。
なによりこれ以上の被害が出ないこと、一日も早い復興を心より祈っております。