H1テキスト

フィリピンを直撃した台風22号により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。

2021年12月16日、セブ地域を大型台風22号が通過し、多くの家屋が全壊・半壊するなどの甚大な被害をもたらしました。
被災から2ヶ月経った現在でも、ライフラインは復旧しておらず、家がない状態の人々や船などの生きる術を失ってしまった人々の厳しい生活が続いています。

風に立つライオン基金は、これまで災害に苦しむ方々への支援や、ボランティアの方々など（＝支援する人）を支援する活動を行ってきましたが、こうした状況を踏まえ、この度初めて海外への被災地支援を行うことを決めました。

被災直後から支援の届きづらい人々に顔の見える形で支援活動を実施されている「セブ日本人会」様に活動支援金200万円をお送りいたしました。
セブ日本人会様は、現地で活動を継続している日系のNPO／NGO団体と連携してこれまで支援活動を実施しています。

支援先：セブ日本人会

支援プロジェクト：台風22号（比名：オデット）セブ義援金プロジェクト

支援金額：　2,000,000円

支援活動地域：セブ島および周辺の島々
支援対象者：上記地域被災住民
総支援世帯数：約2,600世帯13,000人（最大・累計）

台風22号の規模：最低気圧 915hPa、最大瞬間風速 75m
被害の状況：2,244,577世帯、8,066,499人が被災
参考：社会福祉開発省(DSWD 2022/2/14現在

「元々豊かとは言えない地域」とのこと、復旧まではまだ相当の時間と労力がかかるものと思われますので、引き続きできる支援を続けていきたいと考えております。

今後、セブ日本人会様が実施された支援活動については、活動終了後にご報告をさせていただきます。

風に立つライオン基金としては、「日本ではあまり報道されていない現状を知ってもらいたい」との現地の声や状況をこれから発信してまいります。
現地の情報がほとんど報道されないことも支援の手が届かない一因となっておりますので、情報の拡散も含め皆様のご支援をいただければ幸いです。