甲南高等学校 
ボランティア委員会
活動レポート


甲南高等学校ボランティア委員会は、定期的に様々な施設から依頼を受け、月に1度程度交流会を実施しています(これまでに5回ほど実施)。
芦屋市の町内会の方々や高齢支援センターの方々と、一番多いときは20名程度の高齢者と甲南生が1対1で40分ほど話し、最後にみんなで感想を共有する約1時間の交流会なのだそうです。

昨年の「高校生ボランティア・アワード2021」でSOMPOケア賞を受賞したことをきっかけに、インターネットで検索をして、兵庫県にも同社系列の施設があることを知り、交流会の企画を事務局へご相談いただきました。
そこで、事務局よりSOMPOケア株式会社の地域包括ケア推進部営業支援グループに連絡し企画の内容をお伝えしたところ、大変感激されて「神戸事業部そんぽの家S甲南山手」のご担当者とボランティア委員会とを繋げていただけることになりました。
実施詳細は以下の通りです。
 
■実施日:2021年03月30日(火)14:00〜15:00
■内 容:1対1でのオンライン対談
■ホーム:SOMPOケア そんぽの家S 甲南山手(サービス付き高齢者向け住宅)
■人 数:ご入居者さま5名と甲南高校ボランティア委員会5名
【ボランティア委員会生徒の感想】
今回、私は自分にとっては4回目になる高齢者の方々とのオンライン交流会に参加した。
今回の交流会は、SOMPOケア甲南山手に在住されている高齢者の方とお話させていただくものであった。
このオンライン交流会が芦屋以外で開催されたということは、少しずつこの活動が世間に広がっている証拠であり、もっとこの交流会を広げていきたいと感じた。
今回お話させていただいた入居者さんは、とても気さくな方で、話していてとにかく楽しかった。
「素敵な時間、貴重な体験をさせてもらい、嬉しいし、わくわくしている」「話していると、何だか10歳若返る」などと序盤からとてもポジティブな言葉をかけていただいた。私たち若者のパワーを上手く伝えることができたと満足している。
また「直接話す機会がない中で、オンラインという形で話すことが出来て、時代が変わったなとびっくり」とも言われていた。 気さくな方だったと述べたが、若者の髪型について熱く語られていた。(笑)
「男性であれば、短めでスポーティーな髪型。目にかかる髪型はだめ。女性であれば、食事の際にいちいち耳にかけることが無い髪型。」
ととてもこだわりを持ち、面白い観点から物事を見ていらっしゃると感じた。また、朝の体操や、住吉川を往復するといったことを定期的にされているようだった。
最後には、「またお会いしましょう〜」と全体のルームの中でもおっしゃっていただき、とても嬉しかった。
これからもこのオンライン交流会に定期的に参加し、この活動を世間に広げていくことに携わっていきたい。また、自分自身も様々な高齢者の方々とお話をさせていただく中で学び、成長していきたい。
 

 
【SOMPOケア株式会社(瀬尾様)の感想】
当日参加されたご入居者様は皆様、普段ではなかなか拝見できないような笑顔でした。
ホームの職員も初めてお聞きするようなお話しもされたりして、心から楽しんでいらっしゃるご様子でした。
オンライン対談が終わった後も、お孫さん程の若い世代の方々とお話しされたことで、活力がみなぎり、多少興奮気味になっていらっしゃいました。
ホームとしては今後もオンライン対談を希望していらっしゃる方のため、興南高校ボランティア委員会の方々がよろしければオンライン対談を継続したいとのことでした。
また今回は、そんぽの家S 甲南山手での初チャレンジでしたが、ご入居者様がとても喜んでくださるので、兵庫県神戸エリアでの展開を希望しております。
高校生ボランティア・アワードのご縁がこのような形で繋がり、素晴らしいコラボレーションに繋がりました。
こうして世代を超え、地域を超えて活動が繋がり広がっていくことは、私たち主催者としては大変嬉しいことです。高校生ボランティア・アワードが、様々な学校と企業・団体が協働し社会に貢献する機会となったら、それに勝る喜びはありません。
 
「高校生ボランティア・アワード2021」大会での活動報告も楽しみにしております。
  1. トップページ
  2. 風に立つライオン・ユース活動報告
  3. 甲南高等学校 ボランティア委員会(兵庫県)