令和6年能登半島地震発生から半年
令和6年能登半島地震発生から半年が過ぎました。
能登半島を縦断する大動脈である「のと里山海道」や「能越自動車道」は、今月中旬に上下線でほぼ対面通行になる予定だということです。工事車両の交通や地元の人々の生活にとって大きな進展だと思います。
しかし、今なお2000人超が小学校などで避難所生活を送っています。
仮設住宅の建設もまだ計画の7割ほど。
復旧・復興は過去の大災害に比してかなり遅いと言わざるを得ません。
水道もまだまだ出ない地域がかなり残っていますし、水は出るが飲める水質ではないところもあると聞きます。
最低限のインフラが整わないうちに、大雨と酷暑の季節がやってきました。
災害関連死のリスクが上がり、大雨や台風による新たな災害の恐れもあります。
報道がどんどん少なくなっている一方、時間が止まったように復旧が進んでいない被災地。
現地を訪れるとその温度差に愕然とするほどです。
風に立つライオン基金は、これから支援の次のフェーズとしてボランティアの派遣を本格化してまいります。
すでに当基金の会員組織「風の団」「ライオンユース」に第一弾のボランティア募集をし、今週から支援に入ります。
また外部の団体と連携しながら学生ボランティアを派遣しつつ、ライオンカフェを開いてニーズ調査、健康相談、サロン活動を行い、被災された皆さんに寄り添っていきたいと思います。
不定期になりますが、このサイトで活動報告をさせていただきますので、今後ともご支援をよろしくお願いいたします。