GW連休明けの5月9日、大分県竹田市と由布市に、さだまさしと大分出身の南こうせつさん、石巻「明友館」の千葉氏と財団のメンバー数名で伺いました。
竹田市は、熊本地震で甚大な被災を受けた熊本県南阿蘇村を支援する「南阿蘇村支援ボランティア竹田ベースキャンプ」を運営され、ボランティアの拠点となっています。
その後、ひどい霧のため高速道路の一部が通行止めになる中、山道をひたすら走って由布市へ。
南こうせつさんも大阪から駆け付けてくださり(航空機トラブルで予定の便が欠航になり、竹田市には間に合わなかったのです)由布院駅で合流し、一緒に市庁舎を訪れました。
観光施設のPR費用として役立てていただこうと義援金300万円をお渡しすると、首藤奉文(しゅとうほうぶん)市長は「観光産業が打撃を受けて苦しいときに来ていただき、市民も元気になる」と喜んでくださいました。さだが「まずは『元気ですか』『無事ですか』と確認しに来たかったんです」と話せば、南こうせつさんは「復興が進み、被災地に心の栄養が必要となったとき、2人で歌を届けに来たい」と約束されました。一日も早くそんな日が訪れることを祈ります。