平成28年熊本地震への支援事業報告

平成28年熊本地震に関連する支援事業について

平成28年4月14日21時26分、熊本県熊本地方で最大震度7を観測する大きな地震が発生しました。その後の3日間に震度6弱以上の大地震が7回も発生し、気象庁により「平成28年熊本地震」と命名された震災に対して、私たち風に立つライオン基金では、臨時の理事会を4月19日(火)に開催し、支援方針など、法人としての対応を協議しました。

会議では、オブザーバーとして、地震発生直後から現地での情報収集と支援拠点作りを開始していた、宮城県石巻市明友館の代表・千葉恵弘氏(現・当法人理事)に電話回線を通して参加頂きながら、実効性の高い支援策を検討するとともに、被害が特に大きかった市町村への支援方法や支援額などを決定しました。

◇2016年4月19日(火)平成28年度臨時理事会での主な決議事項
1.支援寄付口座(みずほ銀行及びゆうちょ銀行)を開設して寄付を募る。
2.千葉氏を通し、被災地での被災者支援を行っているボランティア団体・ダイヤモンドアローズの活動経費を当面の間助成する(既に活動した分についてもバックデートして助成する)。
3.4月23日(土)深夜(24日未明)に放送予定のNHK「今夜も生でさだまさし」が被災地近県の佐賀県から中継される機会を活かし、放送前に被害の大きかった益城町と西原村の避難所等を慰問する。
※罹災直後のタイミングを考慮し、支援物資を持参して手渡しで配るだけで、支援コンサートは行わない(終息宣言が出された後、改めて支援コンサートを計画する)。
4.被災市町村へ支援(義捐)金を手交する。
5.被災地で支援コンサートを行う。時期については、現地の状況により判断する。

以上

私たち風に立つライオン基金は、熊本地震の発生後1週間以内の時点で、初動=支援活動の第1歩を踏み出しました。法人設立後から半年余り、組織体制も未完成、準備態勢も不完備という状況でしたが、何のためにこの法人を立ち上げたのか!という強い思いがスタッフ全員に共有されており、躊躇はありませんでした。東日本大震災後、交流を深めてきた石巻の明友館・千葉さんの存在とアドバイスが、私たちを勇気づけてくれたのですが、フィジビリティスタディ無しでのOJT(On the Job Training)に誰もが真剣に取り組もうと意気込み、風に立つライオン基金が初めて取り組む本格的被災地支援活動を開始しました。

◇主な活動記録
4月14日:地震発生。千葉氏(以下:千)にコンタクト、被災地支援の意向を伝達。
4月15日:千、被災地のダイヤモンドアローズに連絡、今後の支援活動を助言。
4月23日:西原村山西小学校、益城町広安小学校の2か所の避難所を慰問し、キューブカステラ1000個、どら焼き1000個等の慰問品を配布。
5月9日:「南阿蘇村支援ボランティア竹田ベースキャンプ」を運営する大分県竹田市を訪問し、ベースキャンプ運営費に充当して頂くため支援金100万円を手交。また、大分県由布市を訪問。風評被害のために観光客離れが深刻化している状況を憂い、観光施設のPR費用として役立てて頂こうと義援金300万円を手交。
6月17日:南阿蘇中学校体育館にて支援コンサート。義援金500万円を手交。

皆様からお預かりいたしました浄財につきましては、下記のリンクより収支報告をご覧いただけますが、現地で支援活動に当たったダイヤモンドアローズのボランティアスタッフが、この間、支援物資を調達するために連日、フェリーを使って長崎県や遠く大阪府まで車両運搬(ピストン輸送)に従事したことを特筆すると共に、心から敬意と感謝を表したいと思います。