鎌田實講演会@朝倉市総合市民センター

去年7月に豪雨被害を受けた福岡・朝倉市へ、当財団の評議員・鎌田實先生とさだまさしの二人で復興支援講演会に出掛けました。
前回お見舞いに伺った時は被災から1ヶ月半後で、まだお話や歌を聞いていただけるような状況ではありませんでしたが、ようやく笑顔が戻ってきた朝倉市の皆さんに、もっと元気を出してもらおうと二人で盛り上げてきました。
「健康で幸せな生き方〜がんばらないけどあきらめない〜」と題した鎌田先生の講演は、まさし曰く「医者にしておくのは惜しい」というくらい、聴衆を大いに笑わせながら健康、長寿についてのわかりやすいお話でした(聴いただけで寿命が延びた気がします)。
その後、短い時間でしたが、「案山子」や「いのちの理由」などを聴いていただきながら、さらにトークで盛り上げたまさし。「北の国から」「関白失脚」は会場一体となって大合唱になりました。

この講演前、被災当時大量の流木が流れ着いた山田地区を訪れ、昨年暮れに地域の皆さんの要望で再開したうどんとそばの店「あさくら堂」を訪問。定休日にもかかわらず特別に開けてうどんを振る舞ってくださいました。
講演後には、最も被害の大きかった杷木寒水地区の伊藤正彦さん宅を訪問。ようやく自宅の土砂や岩を掻き出せただけという状態でしたが、それでもボランティアの皆さんのおかげと感謝の気持ちでいっぱいだとおっしゃっていました。
伊藤さんは、その思いを杷木林田地区の仮設住宅で自らボランティアをされることでお返ししていると話してくださいました。今は仕事もせずに、病院や買い物に行くにも交通手段に困っているおじいちゃんおばあちゃんのお世話をしているのだそうです。

  • あさくら堂を経営されている井福勝義さん

  • 杷木寒水地区の伊藤正彦さん宅

どの被災地もそうですが、災害から時間が経てば経つほど復興に格差が生じるものです。朝倉も例外ではありません。
被災が酷い地区は、これからようやく本格的な復旧・復興が始まるところです。今後も見守っていきたいと思います。

仮設住宅のみなさんと