台風10号で被災した岩手県へ行ってきました

10月の終わりに南富良野町に伺ったのに続き、11月4日に同じ台風10号で甚大な被害に遭った岩手県の岩泉町、田野畑村、久慈市の3市町村へお見舞いに行って参りました。

前々から泉谷しげるさんが同行したいとおっしゃっていたので、ご一緒することになっていたのですが、同日に別のスケジュールが入っていたのを別日と勘違いされていたということで(笑)、さだまさし単独の支援コンサートになりましたが、3カ所でそれぞれ1時間超のステージを通じて、各住民の皆さんにエールを送りました。

東京駅6時32分発のやまびこ1号で盛岡駅に8時45分に降り立った風に立つライオン基金の一行は、マイクロバスで一路、岩泉町を目指しました。

ロゴマークをマグネットシートに印刷したものを作りました。これを貼るだけで、レンタカーでもタクシーでも、まるでライオン基金の車のように見えるという優れもの。

国道455号をひたすら東へ。走ること1時間半、岩泉町が近づくにつれ、氾濫した小本川流域には流木や道路の陥没など、被災の様子が生々しく残っていました。

11時30分から、岩泉町民会館でこの日最初のステージ。岩泉高校の生徒を含む700〜800人の町の方々が集まってくださいました。「案山子」「Birthday」とお馴染みの歌が続き、「関白失脚」や「北の国から」では一緒に大きな声で歌っていただきました。


「みなさん、CDは自分で買って
くださいねー」(笑)とまさし。

「いのちの理由」でコンサートを終え、伊達勝身町長に義援金を手渡すと、何を思ったか「いただいた義援金でさださんのCDを買います」と伊達町長。こんな時にもウケを狙うとてもお茶目な方でした。

昼食もそこそこに次は沿岸部にある田野畑村へ。中学校の校舎で中学生と村の皆さんに歌を聴いていただきました。中学生を意識してか、歌よりもトークということで大ネタの「23時間57分のひとり旅」を披露。まさしが自分たちと同じ年頃の話に、子供たちは大ウケしながら学ぶことも多かったのではないかと思います。
最後の久慈市は、海岸線に長くスーパー堤防の工事が続いていました。東日本大震災からの復興が途上であることを再認識する光景でした。
それだけに久慈市民会館アンバーホールに集まった1000人を越える市民の皆さんが、「関白失脚」で口々に叫んでいた「がんばれっ!」の声が胸に染みました。以前の傷が癒えない中での被災にも、諦めずに立ち向かっていらっしゃる姿を目の当たりにして、逆に勇気をもらいました。
「全国の方々が忘れずにずっと応援しています。そのことだけは忘れないでください」
ライオン基金に募金してくださった皆さんの思いを、まさしは最後の言葉として伝えました。

なお、3カ所とも100万円ずつではありますが、皆様からいただいた募金の中からお見舞い金をお送りいたしましたことを最後にご報告いたします。